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個人宅への消防点検を装った詐欺・強盗事件にご注意ください!!

 

「消防署の方から来ました」と消防職員を装い、高額な消火器を売りつけられた。

という話は、みなさん聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

最近は「消防点検で来ました」と我々消防設備士や消防関係者を装っての強盗事件が発生しているようです。

「消防の方から来ました」という曖昧な表現ではなく、実際に存在する点検ですので信じてしまいやすいでしょうし、

我々消防設備点検業者にとっても信用問題となる非常に迷惑極まりない話です!

 

今回はこのような「消防点検」を装った詐欺などの犯罪への対処法と、

そのような犯罪被害に合わぬよう消防設備点検や消防設備についての知識を深めていただければと思い

記事にさせていただきました。

 

「消防点検」とはなにか

 

「消防点検」と一言で言っても様々な消防点検がありますが、我々消防設備業者が行う「消防設備点検」

(正しくは消防用設備等点検)は「消防法第17条3の3」に基づく点検で、半年に1回ずつ(年2回)、

設置されている消防設備が有事の際にしっかりと機能するか、我々「消防設備士」が点検します。
「消防点検」と言われたらまず思いつくのがこの「消防設備点検」だと思います。

よく、消防設備点検中に「お宅らは消防署の人なの?」と声をかけられることがありますが、

消防署等の消防職員は消防設備点検はしません

 

よって個人宅に「消防点検です」と言って「消防職員」を装って来た場合は絶対にドアを開けないでください。

また、一戸建ての個人宅については、飲食店等の商業施設等を兼ねていたりしない場合は消防設備点検の実施対象に

なりませんので「消防点検」というワードを使用して訪問してくる人間がいたら対応しないでください。

(仮に訪問者が消防設備士の有資格者であっても詐欺や悪徳業者の可能性が高いでしょう)

 

じゃあ家にある火災警報器と消火器の点検や交換はどうしたらいいの?と思われるかと思います。
基本的に戸建てのご家庭に設置されている火災報知機や消火器は業務用と区別された「住宅用火災警報器」と

「住宅用消火器」です。
これらは交換時期が設定されており、値段も安価ですので交換時期になったらネット通販やホームセンターで購入することをお勧めします。

 

マンションやアパートに自動火災報知設備や避難ハッチ等が設置されている場合、

実際にお部屋に入室しての点検が必要になります。

その場合は管理会社や管理人さんと日程調整の後、事前に共用掲示板や各戸に点検実施日時を記載した

おしらせを掲示、配布します。

また、マンションによっては点検開始前に館内放送にておしらせする場合もあります。

 

それでもおしらせを見逃してしまっていたり、忘れてしまっていることもあるかと思います。

その場合はすぐに業者を部屋に入れるのではなく、管理会社や管理人さんに本当に点検があるのかご確認ください。

極論ですが、信用が担保されない場合は、ちゃんとした業者っぽくても入室を断ってしまっても仕方ないと思います。

点検実施率は下がってしまいますが、少なくとも我々業者が点検を無理に強要するようなことはありません。

本当の業者であるならば「半年後にまた点検があるのでその際はよろしく願いします」と引き下がるでしょう。

(その場合、点検結果報告書には点検未実施と記載させていただいてます。)
逆に、法令を振りかざしてきたり、罰金がどうの、義務がどうの、と執拗に食い下がるようでしたら

明らかに怪しいと言えるでしょう。

 

また、マンションによっては実際にお部屋に入室せずに部屋内の火災感知器を戸外インターフォンより「外部試験」によって点検可能な場合もございます。

そのようなタイプの場合、部屋内の感知器の外観は入居者様自身に確認していただく旨がおしらせされていますので、ご確認ください。
外部試験に不備があった場合は入室の許可をいただくこともありますが、「消防点検」と称しての入室は基本的にいたしません。(避難ハッチの設置されているお部屋は除きます)

 

 

ご自身のお部屋にはどのような消防設備が設置されているのか、どのように点検されているのか等を

知識として持っていれば「消防点検です」と不審者が訪問してきた場合でも、

いつもは部屋には入らないのに今回だけおかしいな、と気づけるかと思います。

 

避難ハッチの設置されているお部屋は基本的には入室させていただきますが、

その際も「ベランダの避難はしごの点検」で伺った旨を具体的にはっきりと申し上げます。

 

先日のことですが、弊社で長く点検させていただいているマンションの点検に、伺った時のお話ですが、

いつも伺っている担当者が別件で来られなくなり私が単独でお部屋に伺ったのですが、

お客様より「なんでいつもの人じゃないの?本当に点検の方?」とのお声をいただくことがありました(._.)

身分証を提示してご納得いただいてから、少し気まずい雰囲気ではありましたが、点検させていただきました。

お客様と弊社担当との信頼関係がある証ですし、このお客様のような姿勢でいれば消防点検を装った詐欺被害に

あうことはないでしょう。

 

 

12月は詐欺被害が急増する月です。
今年はコロナ禍でのはじめての年末となりますのでご家庭で過ごされる方も多いと存じます。
心せわしい年の暮れ、何かと御多用とは存じますが、何卒お気をつけて年末をお過ごしください。

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