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◆ 全飲食店へ消火器設置義務化と点検報告について ◆

 

みなさまこんにちは(*´▽`人)

 

以前にブログでもお知らせした「全飲食店の消火器設置義務化」につきまして、

総務省より正式に平成31年10月1日より施行の運びとなりました。( 平成30年3月28日  消防庁交付)

 

 

 

政令改正により、新たに消火器の設置が必要となる小規模飲食店 (延べ面積150㎡未満) の防火対象物の

関係者(オーナー、店長等)にも「点検報告の義務」が生じます。

 

今回はこのような「小規模施設における消防用設備点検報告」についての今後の課題や

弊社の見解等を簡単にまとめてみましたヾ(*・∀・)/

 

1.消防設備の点検報告は専門業者でなく自分で可能

 

消火器を含む消防用設備点検と消防機関への点検報告については

「延べ面積1000㎡未満の防火対象物であれば消防設備士、

消防設備点検資格者の資格を有していなくても可能」なんです。

インターネットから点検方法を記載したリーフレットや点検報告書のテンプレートも

簡単にダウンロードできます(●・ω<●)b

 

しかし現状、点検から報告までを関係者ご自身でされている防火対象物の関係者は少数でしょう・・・

弊社にも小規模施設の点検依頼を多々いただいておりますが、

消火器数本ほどの簡単な点検に費用を割くのはもったいないような気がします(・-・`*

(消火器の放出試験や薬剤の詰替えについては専門業者でないと難しいかと思いますが、

これについては後述いたします)

しかし、点検項目が多岐に渡り専門知識がないとわかりづらかったり、

所定の点検報告書への記入方法がわからない、等の理由から、

多少の費用が掛かっても面倒なので専門業者に一任してしまったほうがいいのではという方も多いです。

 

今回の法令改正で点検が必要となった小規模飲食店の関係者様には

まず大前提として『小規模施設の消防用設備点検は自前で可能である』ということを

きちんとお伝えしたいと思います(*`・з・´)/

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                                                                                                                                                                                                                                                              2. 消火器点検アプリ (試行版) の紹介

 

消防庁から消火器の点検や点検結果報告書作成支援のため、

平成30年4月1日から「消火器点検アプリ(試行版)」の提供が開始されています。

(出典:総務省 https://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldList4_8_h29/syokaki_tenken_app.html )

 

現在はまだ試行版ですが、このようなアプリの導入により誰でも簡単に点検と

点検結果報告書の作成が可能となります(o^▽^)o

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防災業界関係者には、お客様ご自身で点検から報告書作成まで済ませてしまえるようになることで

仕事が減ってしますのでは?!!

という懸念を持たれかねない画期的なアプリですよっ(´゚ω゚)

しかし私たちは、先述したように、資格不要で誰でもできる部分に関しては

お客様にコストの負担なく実施していただき、

それ以上の高度な専門知識や技術の求められる点に関してプロとして誠実に対応していくことが

我々防災業界関係者に求められるスタンスであると考えておりますp(・∩・)q

 

 

3.消火器の内部機能点検 (放出試験) について

 

これから消火器を購入する場合の消火器の種類は「蓄圧式消火器」となるかと思われますが、

製造年から5年経過した消火器には内部機能点検が義務付けられています。

詳細は省きますが、簡単に言えば実際に使用できるか判断するための放出試験とお考えください。

内部機能点検につきましては専門業者でないと困難ですし、実際に依頼するにしても相応のコストが発生します。

この問題を解決するには「5年毎の消火器の更新が」が最善策であると考えます(ゝω・´)

今回新たに消火器設置が義務化される小規模飲食店の消火器の設置本数はおそらく1本~2本程度かと思われます。

弊社で点検のご依頼を賜った場合でも放出試験時には点検費用内で新品更新とさせていただくケースが増えておりますが、少数の設置本数であればやはりお客様ご自身で点検し、放出試験が必要となった際には新品に更新された方がコストは抑えられますv(*’-‘*)o

(消火器の設置・交換についても消防設備士の資格は不要です)

 

+++———————— ま と め ———————————————–+++

 

・平成31年10月1日より全飲食店に消火器の設置が義務化されます。

・消火器の設置された防火対象物は点検を実施し、消防設備点検結果報告書の提出が義務づけられます。

・点検・結果報告書の作成、報告はお客様自身で可能です。(延べ面積1000㎡以下)

・専用アプリの試行版が開発されて試行運用中です。

・消火器の内部機能点検(放出試験)は困難なので5年毎の新品交換をお勧めします。

 

 

■■□――― ご不明な点等ございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください ―――□■■

 

 

 

 

 

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