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「慣れ」が一番こわい ━LINE通知と非常ベルの共通点━

もう12月。

先日、前日から降った雪が残る朝に、息子を駅まで送っていきました。

 

息子が利用している路線は、シカの接触や倒木の影響で遅延が起こることが珍しくありません。そのため、運行情報はLINEで受け取るように設定しています。

その朝も、いつものようにLINE通知が届いていました。

 

「また遅延かな」

そう思い、内容をよく確認しないまま車を走らせました。

 

しかし駅に着くと、何か違和感があります。

ホームに人がいない。駐車場にも、いつもより明らかに車が少ない。

そこでようやく気づきました。

そのLINEは、遅延ではなく運休のお知らせだったのです。

 

あとから思い返して、はっとしました。

この感覚は、非常ベルの誤作動が何度も続いたときと同じではないか、と。

 

消防設備の点検の現場では、

「誤報が続くと、人は音に慣れてしまいます」

「次は本当の火災かもしれません」

とお話しすることがあります。

警報が鳴っても、「またか」と思ってしまうことが一番危険だからです。

 

今回の出来事は、まさにその言葉が自分に返ってきた瞬間でした。

情報が届くこと自体は、とても便利で安心です。

しかし、その内容をきちんと確認しなければ、せっかくの情報も意味を持たなくなってしまいます。

 

年末に向けて慌ただしくなるこの時期。

警報音や通知を「いつものこと」で済ませず、立ち止まって確認すること。

それが事故や被害を防ぐ、大切な第一歩なのだと改めて感じました。

 

 

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